スズメバチトラップ
5月、自宅の周りをスズメバチが飛び回っていてヤバいので、友達がスズメバチトラップを勧めてくれた。
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ネットで調べると、スズメバチトラップは自作もできるらしい。もちろんその方が安い。
作り方はいろんなところで紹介されているのだけど、ペットボトルにスズメバチを誘き寄せる薬のようなものを入れるのは共通。その薬のレシピがいろいろで、地域によって効果がちがったりするのだとか。
自分はこの作り方を見て、できるだけ費用を抑えられるようにした。気分的にジュースのような自分でも飲めるものはもったいなくて使いたくないし、価格的に安い焼酎を使うことにした。といっても、焼酎もそんなに安くはないのだけど。
スズメバチごときに人様の食い物を恵んでやることにはかなり抵抗があるのだけど、余ったら使えるようにグラニュー糖と穀物酢、焼酎は一番安いものを選んだ。とりあえず、ペットボトルに材料を入れて混ぜる。
混ざったらペットボトルにスズメバチの入口を作る。
吊るせるようにひもを付ける。
夜が更けてスズメバチが飛ばなくなった頃合いを見て、家の周りの林の中の木を選んで、枝にスズメバチトラップをひもで吊るす。5月21日なので、ちょっと遅いくらいだけど。
5日後に恐る恐るスズメバチトラップを確認しに行くと、もうすでにスズメバチが捕獲されていた。
日当たりがいいところの木に吊るしたスズメバチトラップには、スズメバチは1匹も入っていなかった。その後も放置して、2週間経ったら撤去した。
すぐに確認するつもりだったけど、ついつい面倒で、中身を確認したのは3ヶ月後。焼酎漬けになっていたスズメバチを取り出すと、もう黒ずんでいて、女王蜂なのかどうかもよく分からない。大きさは大きくても4cm以下だった。
捕まったのは7+9=16匹。結構捕れた。
一番の問題は効果なのだけど、これはぜひ来年もやろうと思うくらい効果があった。スズメバチがまったくいなくなったわけではなかったけど、明らかに家の周りを飛ぶスズメバチは減った。近くで巣を見つけることもなかった。去年は数カ所に巣があったので、おそらく女王蜂を捕まえたのだろう。
容器は洗って来年も使うことにしよう。焼酎もまだ残っているし、春の恒例行事になりそうだ。
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