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24/2/4 キロロBC

通夜から帰った翌日は、ゆっくり起きて近場で滑る。

いつも通りに朝食を食べて、滑る準備をしたら、いつも通りの時間で家を出る。道路も駐車場ももう混んではいるけど、ゴンドラや長峰で競争する気もない。msrnと2人なのでラッセルする元気もない。先行者のトレースを盗んで楽に登ろうと思っていた。

ところが、なぜか先行トレースがない?変だと思って覚悟を決めてラッセルしたら、前日のトレースを見つけたので迷わず使わせてもらう。いないと思っていた先行者はなぜか変なところを登っていたので、スルーしてまっすぐ下を通り過ぎる。

青空の下をそのまま進んでいくと斜面が見えていた。前日のトレースがほとんどリセットされている。ほぼ面ツル。ノートラック。一気にテンションが上がって来た。登りトレースもないけどw

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フルラッセルを覚悟していたら、沢筋に前日のトレースが残っていた。

雪崩リスクが高い前日のトレースを辿るか、セオリー通り尾根をフルラッセルで登るか。速攻、前者を選んだw msrnと2人なら仕方ないだろう。一人でフルラッセルして滑り続ける自信はなかった。

万一、上から滑り降りて来た人が雪崩を誘発したら逃げ場はない。怖いので沢の両側の気配を探りながら進む。msrn以外に誰か付いて来る様子はなかった。トレースは途中から一気にピークへ向けて急登へ変わった。なかなかシビれる急登だ。急登には自信があったけど、油断すると滑る。案の定、msrnは苦戦していた。

急登していると沢筋を外人が登って来るのが見えた。心配していたら、向かいのピークへグレートトラバースしてくれたw

ピークまでトレースを辿って直登すると、若いパーティー5人が先に到着して準備をしていた。隣のピークから稜線伝いに上から来たようだった。尾根の方を滑る様子はないので、せっかく残っているノートラックを滑らない手はない。急いで準備を済ませてmsrnと滑り降りた。

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疎林を抜けてオープンへ出ると、ガイドツアーっぽい8人くらいの集団がラッセルして登っているのが見え、下ではさっきの若いパーティーがリグループしているのが見えた。フォールラインに落としてから尾根の方へ回り込んでmsrnを待つと、気持ちよさそうに降りて来た。まちがいなく今シーズンベストだ。しっかりと安定した積雪の上に30cm程度の新雪が積もっていたので、Geniusでも腰パウだった。この1本ですでに満足。

行動食を食べていると、若いパーティーがガイドツアーのトレースを登り返して行ったので、少し遅れて後を追う。若さってすごい。みんな早い。付いて行くには全力が必要。msrnはどんどん遠ざかって行く。

ガイドツアーは尾根をピークまで登らずに、途中で早々に滑り始めていた。ボードが多い。まぁ、斜面的にはピークへ行かないというのもありかも。若者パーティーはラッセルしてピークまで登っていたので、その後を付いて行った。といっても、結構、自分たちの滑りトレースを直登していたけど。

msrnが追いついて来ないので少し話すと、奥へ行くようなので、自分たちは尾根の手前を落とすことにした。できるだけ離れた方がリスクはない。1週間前には隠れていなかった藪も気にならないくらいに減っていたので、ボトムまで一気に落とすことができた。

msrnはまだ登り返して滑る気なので、付き合って最初のトレースを登り返す。追い越したパーティーが登れなくて別のトレースを残していたので、msrnはそっちの緩いトレースを選んでいた。それはそれでありがたい。

ピークまで登り返すと、今度はガイドツアーのパーティーが喫煙タイムだった。奥までは行かないそうなので、自分たちはこのまま少しハイクアップして距離をとる。

3本目も申し分なし。ボトムまで一気に滑り降りて満足した。

せっかくテレマークなので、対面を高度を下げずにトラバースして、メローなお帰り斜面を楽しんでいくことにした。高度を下げないつもりが、後でログを見たら登っていたけどw テレマークあるあるwww

Img_2441

下山していると、上からあの若者パーティーが降って来たw 確かにカオスだなwww

相変わらず人は多いけど、やっぱり家から近くてそれなりに滑れるBCってやめられない。もう1時間以上離れているところへは行けないなw

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