24/2/18 前十勝岳

ゲレンデへ滑りに行く予定がなくなったので、急遽、カミフまで足を延ばしてみると、期待以上の雪に驚いた。

予定がなくなってキロロのゲレンデでも久しぶりに滑ろうかと思っていたけど、ちょうど三段山クラブのみんなが日曜日のツアーを計画していたので、混ぜてもらおうと思って前日夜に連絡した。最近、白銀荘の駐車場が混んでいるので、集合時間がいつもより1時間早い8時。自宅からだと高速道路を使っても3時間はかかるので、遅くても5時には家を出発しなければいけない。急いで寝た。

4時に起きて支度を済ませて、5時前にはなんとか出発できた。車の給油に寄って、朝食と行動食をコンビニで買った後、手稲ICから高速道路に乗り、三笠ICまでひた走る。いつもより時間が早いせいか、三笠からの下道もスムーズだ。路面も乾いて走りやすい。そう思っていたら、トンネルの向こうはいきなり圧雪路面で焦った。

ところが、富良野は雪が少ない。晴れていて気温は下がっていたけれど、白銀荘へ登っていくと気温が少しずつ上がる。でも、雪が少ないのは下界と変わらず。

30分くらい前に白銀荘の駐車場へ着くと、もうすでに結構車が停まっていた。msrnが浅川さんがいるのを見つけた。メンバーも何人か到着していた。知ってる人がたくさん。挨拶を済ませ、トイレも済ませて登る準備をする。

8時にはみんなそろって前十勝岳へ出発。前日も滑っているスーさんが最短距離でドロップポイントまで連れて行ってくれる。

1本目はまだノートラックが残っているボブスレーシュートへ。軽くて深い。札幌近郊の雪が気温上昇で腐ってしまっていたのとは大違いだ。1週間前と同じクオリティの雪を楽しんだ。まぁ、人が多いので前日のトレースはあるのだけど。

登り返しもスーさんがどんどん引っ張って行ってくれる。2本目もノートラックで残っている斜面の上へ。それほど長くはないものの、今シーズン1、2を争う雪質だった。

3本目は隣に残ったラインを狙うべく、片斜面をどこまでも登って行った。すると、岩場から湯気が上がる場所に辿り着いた。こんな場所あったか？前十勝岳は来たる噴火へ向けて徐々に姿を変えているようだ。

3本目はその辺りからドロップ。片斜面を滑る3人と別れてスーさんと2人、メインの沢へまっすぐ落とすラインへ。というのも、片斜面を滑る3人を撮りたかったからだ。雪も斜度も文句なし。結局、msrnもこっちへやって来た。

片斜面を滑る2人をファインダー越しに見ているとかっこよかったけど、雪が薄くてちょっとイマイチだったらしい。選択は難しいな。

帰りも少し登り返して、食べ残しを漁って帰った。すっかり満足。振り返ると山のあちこちトレースだらけでギッタギタw いい雪を滑らせてくれたスーさんに感謝。

駐車場へ戻るとVTUCのみんなも集まっていた。ホントに賑やかな白銀荘だ。

ともかく温泉へ入りに行った。洗い場は混んでいたけど、サウナには入れた。サウナから出て来た若者たちが露天風呂のところで雪に飛び込んではしゃいでいたのを見ていると、さすがに恥ずかしくて自分には真似できないと思ったw

風呂から上がったら上富良野まで下ってサウンドブースでハンバーグを食べようと思ったのに、14時から17時までは喫茶のみになってしまっていた。その後もあちこち探すけど難民状態。msrnはなんでもいいと言うのに、あれはダメこれはダメと言って面倒なので、もう行動食を食べて札幌まで帰ることにした。

途中、コストコへ寄って給油。混んでいたので買い物はやめた。手稲にある中華料理屋で食べようと思ったけど、入口には「本日予約のみ」の悲しい看板。開き直ってmsrnには有無を言わさず、キッチンぱるへ初めて行ってみることにした。前から気になっていたので。

夕食にはまだ早い時間だったけど、すでに先客もいた。メニュー表を見るとすさまじい種類の多さ。トンカツが人気らしかったし、あんかけ焼きそばも気になったけど、ちょうどカツカレーが食べたかったので注文した。

msrnは定食でライスを小にしたけど、茶碗に大盛りですごかった。自分のカツカレーのご飯も多い。激盛り系のようだったけど、家から近いしまた来てみたい。