25/3/18 キロロBC
ラストパウダーを滑りに今シーズン初めてのソロ。
木曜日辺りからまた暖かくなって、いよいよ春になりそうな天気予報。月曜日に降った雪が最後のパウダーになりそうな雰囲気なので、今朝は滑りに行くかどうか悩んでいた。
とりあえず、朝食の片付けをして、洗濯物を畳んだり干したり、ロボ子に掃除を始めさせて、一応、山へ行く準備をしても、まだゴミ出しに間に合いそうだ。思い切って山へパウダーを滑りに行くことに決めた。
8時半に家を出てキロロへ直行する。路面が出ていて走りやすかったけど、案の定、遅い車が行く手を阻む。それでも9:20くらいに到着。急いで準備をして、9:50にスタートできた。
ただ、急いだせいか、車にグローブを忘れて防寒テムレスだけで来てしまった。ザックに予備のグローブは入れてあるものの、標高が上がったときに手が冷たくならないか心配だった。
期待通り先行者のトレースがあって、ラッセルをしなくても済んだのはありがたい。先行者は少ないようなので、スタートがいつもより1時間近く遅くても、パウダーにありつけそうだった。
先行者のトレースを辿って黙々と歩いていると、急登の手前で先行者に追いついた。トレースから予想した通りシューとスプリットで、外人のカップルだった。
外人カップルは急登する前に休憩していたので、そのまま追い越してラッセルを交代する。ラッセルなしで滑れることを期待していたけど甘かったw
尾根は完全にリセットされていてノートラック。尾根の上はサンクラストで雪が薄いところもあったけど、だいたい20~30cmの新雪が積もっていた。東面もまだ完全には雪が腐っていない。それでも滑るまでには腐ってしまうかもしれないので、北面を滑ろうかと思ったら、かえって北面の方が風でパックされていて硬い。
東面を滑るつもりでピークに到着して滑る支度をしていると、なんとザックに取り付けたはずのジャケットが見当たらない。どこかで落としてしまったようだ。
さすがにジャケットなしで滑る気にはなれなかったので、ジャケットの代わりに防寒着を来て滑ることにした。ジャケットをどこで落としたか分からないので、素直に登りトレースに沿って滑ることにした。まぁ、ノートラックだったので、十分滑りを楽しめるだろう。
外人カップルの横を滑り降りてボトムまで気持ちよく滑り降りたけど、ジャケットは見つからなかった。もっと手前で落としたのだろうか。もうジャケットは見つからないかもしれないと諦めた。気づくと、ゴーグルに替えるのを忘れてサングラスのまま滑っていたようだ。ジャケットを落として動揺していたのだろう。
ボードだとお帰りを油断するとずいぶん歩くことになりかねないので、ポールを出していつでも漕げるようにして滑って帰る。それでも何度かバインをはずしてスケーティングしたりしながらだったけど。
そろそろ渡渉ポイントに近づくというとき、登りトレースのすぐ脇の木にジャケットがかかっているのを見つけた。どうやら誰かがジャケットを拾って掛けておいてくれたらしい。ありがたい。感謝!
無事にジャケットを回収して、車まで戻った。
尾根の急登をピークまでラッセルしたのに1本で帰るのはもったいないと思ったけど、ジャケットを見つけることができたのでよかった。次からは気をつけよう。
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