26/3/15 余市岳
天気が良さそうなので久しぶりに余市岳へ行ってきた。
しばらくゲレンデばかり滑っていて、久しぶりに山へ行くのもいいかなと思っていた。するとちょうどmsrnに山のお誘いがあったので、天気が良さそうだし、一緒に余市岳へ行ってみることになった。
パウダーを滑りたかったわけではなかったけど、余市岳はラストパウダーのシーズン。もしパウダーがあったら気持ちよく滑りたいので、苦労は覚悟でテレマークのGeniusで行くことにした。
8時半にマウンテンセンター集合だったので、遅れないように早めに準備を済ませたけど、相変わらずmsrnは決めた時間より遅れる。それでも早めに出発時間を設定しているので、コンビニに寄って行動食を買っても、キロロの駐車場には8:15には到着した。こんなに早いのにもう駐車場は結構混んでいた。ゆっくり出ていたらホテル前だったかも。
まだ早いのでトイレを済ませて、シールも貼ってからゴンドラに並ぼうと思っていた。ところが、シールを貼っているとmsrnにスイッチが入ってしまい、ゴンドラに並んでから貼ることになって、片方だけ貼ってからゴンドラへ移動。おかげでアーリーライディングじゃない方では20番目くらい。
しばらくすると一緒に行く村長たちもゴンドラ待ちの列に加わって運行開始を待つ。天気が良くて外にいても寒くない。春スキーは気持ちいい。
なまらの国もツアーはゴンドラに乗っていた。自分たちは1本沢に落としてから登り返すよりもまっすぐ行くことに決めたけど、ゴンドラを降りたら塚原さんたちはすぐに滑る準備をしていた。被らなくてよかった。
なんせ天気が良くて余市岳は丸見え。飛行場も迷い様がないくらいにばっちり見えている。もう滑ることより気持ちよく山を散歩する気分になっていた。
おしゃべりしながら歩いているとあっという間にコルの手前までやってきた。ある意味、ピークから滑るよりもこのコルまでシールを貼ったまま滑り降りるのが緊張する。もう慣れてはいるのでまっすぐ滑るだけなのだけど。ここでスピードにビビってボーゲンとかするとかえって転びやすくて危ない。覚悟を決めてチョッカルのが一番。恐怖を克服する必要はあるけど。
コルからの急登は厳冬期とちがって柔らかい雪がほとんどないのでテクニカルだ。Geniusは太いので、直登で行けるところまで行って、登れなくなったらジグを切って登る。以前のコンパクターよりポールが5cm短くなって120cmだけど、登るのにはそれほど支障はなかった。
飛行場では村長の友達が先に歩いていたけど、急登のところで追い越したので先頭になっていた。天気がいいのでぐるっと青空で景色がいい。遠くまで見渡せる。
南東面も前日までのトレースは残っているものの滑れそう。雪はそんなに腐ってなさそうに見える。急登の前にはまっすぐ北面へ行こうと話していたけど、いざ南東面の上に立つと迷いが生じる。でも、遅れて登ってきた村長がそんな迷いを払ってくれて、北面へトラバースする。
ところが、滑ろうと思っていた北面には下からモービルがぞろぞろと登ってきた。これでは仕方がない。塚原さんはこうなることを知っていたのだろうか。
さらに少し奥へ進んでいつも滑る辺りでモードチェンジ。雪は深くはなさそうだけど、尾根伝いに積もっているようだった。逆に沢筋には風紋が見えていて、尾根から沢へ入り込まない方が良さそうだ。
せっかく天気がいいので撮影をしたい。沢の右側の尾根の一番下の方に、上からも見える木が生えていない部分があったので、自分はその撮影ポイントまで最後に沢を越えて乗っかることにした。
打ち合わせを済ませて、みんなのラインを残すように沢の上部を目掛けて滑って行くと、雪は思ったより滑りやすい。ただ、硬い下地にやられるのが怖くて攻めて滑るのは躊躇った。それに、滑っている途中で、みんなが滑る尾根を行くよりも、反対の尾根を撮影ポイントまで滑った方がきれいなままラインを残せるかと思って、予定を変更して右の尾根の樹林内へ滑り込むと、こっちは酷かった。下地が硬くてガリガリ。板をズラそうと思っても湿雪でズラしづらい。かなりの修行モードでなんとか撮影ポイントへ到着した。
ところが、撮影ポイントからドロップポイントを振り返ると、木が邪魔をしていて滑るラインがよく見えない。失敗したと思ったけど、ここまで滑り降りてしまっては仕方ない。上にいるみんなからもこっちは見えていないようだ。
残念だけど撮れるだけ撮るしかない。諦めてカメラを回して村長が滑り出したのを追ったのだけど、思ったよりもいいラインでちょうどカメラのフレームに余計な木が入り込まない。雪こそ厳冬期のようなパウダーではないけれど、春の日差しの中をスプレーを舞い上げて滑る様子はとてもきれいだ。
ただし、撮影ポイントが木の下だったのはよくなかった。木の枝に凍りついていた氷の小さな塊が日差しで温められて次々にボロボロと落ちてくる。自分の身体に当たるのは少し痛いだけだけど、カメラに当たるとブレる。苦笑いしながら撮り続けたw
残る2人もちょうどいいラインで滑ってきたので、いい具合に撮ることができた。映像には何より太陽の恩恵が大きいとは思うけど。
自分たちが滑っている間にもモービルが近くを登って行った。キロロ周辺のBCはもうモービルの縄張りになってしまったようだ。禁止になったらいいのに。
登り返しのトレースを使わせてもらってボウルを目指す。でも、登っている間に空は雲が広がってきて暗くなり、雲は徐々に降りてきた。ドロップポイントに着く頃にはもう雲の中。斜面が見えない。酔いそう。先に登っていたスプリットボーダーも少し待っていたけど一向に晴れそうにないので諦めて登ってきた尾根を滑り降りて行った。自分たちも諦めて同じように尾根を滑り降りる。でも、下の方は意外と雪がたまっていて気持ちよかった。
あとはいつものお帰りコース。下は湿雪で板をガッチリ挟まれるので、木にぶつからないように慎重に降りた。
シールを貼ってリフトまでハイクアップして、リフトに乗ってからいつも大変なY1B。ちょうど上でBPさんたちに会って少しおしゃべりしてから下まで滑った。
アルペンターンで滑ったけど、この日は全然思ったように角付けできなくてものすごく不安定。Geniusってこんなにカービングしづらかったっけ?
久しぶりの山だったからか、ハイクアップで結構カリカリだったからか、予想以上に疲れた。あまり滑っていないのに。やっぱりもう少しBC行った方がいいかな。
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