26/2/28 羊蹄山
7年ぶりにVTUCに参加。
18-19シーズンの3月にVTUC(Vector glide Telemark User Camp)へ参加して以来、実に7年ぶり。しばらく参加していない間にVeteran Telemark User Campへと変わってVector glide縛りがなくなった。それでもレギュラーメンバーはこれまで通りのようだったのだけど、仕事や家庭の事情で2名が脱落したらしく、総勢9名の合宿になった。
いつもと同じく2月28日、3月1日というもうパウダーシーズンが終わりに近づいている難しい時期で、案の定、天気には恵まれなかった。永島さんも諦めている様子で、前日に羊蹄山のヒラフ面の林の中を滑ると連絡があった。普通ならコンディションに合わせて滑りやすい板にするところだけど、半分ネタのつもりもあって、せっかくBCなのだからGeniusで行くことにした。かつてジニアス名人と呼ばれたこともあったのでw
朝7時すぎに張碓を出発したときから道中はずっと小雨。毛無峠からはガスで真っ白になり始めて、羊蹄山がどこにあるのかも分からない。倶知安の最終コンビニで他の参加メンバーと偶然会って、再会の挨拶。やっぱり自分たち同様テンションが上がらないようだけど無理もない。レジの店員さんも前日はガリガリだったと言ってた。
集合場所の半月湖の駐車場に続々とメンバーが集まったけど、天気も天気なので雑談タイムが続く。雨があがって少しガスも上がっていったタイミングでいよいよスタート。気温が高くて薄着だったけど、木の枝から雫が雨のように落ちてくるので、ウェアやザックが濡れる。そんな中、楽しく雑談しながらハイクアップ。
羊蹄山は今シーズン雪が少ないらしく、普段は上らないような尾根も段差が小さくて歩けてしまうようだ。実際、風が抜ける場所に生えている樹の根本はもう見えてきている。インバウンドを避けて羊蹄山には今シーズンも寄り付かなかったけど、こんなに雪が少ないなら、キロロにこもっていて正解だったようだ。
標高900mくらいまで登ると13時くらいで、そこからドロップすることになった。ちょうど10年前のVTUCでも同じ辺りを滑ったので、なんとなく雰囲気は分かるのだけど、いかんせんガスで真っ白で少し離れるともう見えない。前日のガリガリでないのはいいけど、実際に滑ってみるとすごく板が走る雪だ。スピードが出過ぎて木にぶつかりそうで怖い。木から落ちた雪の塊もあちこちに隠れているので、スピードが出て気づくのが遅れてぶつかったら大怪我するかもしれない。心配で安全に滑り降りることしかできなかった。
雪はPolarveのmsrnでさえ板が雪に沈み込んでしまうほどグサグサ。ザラメの深雪のような春の雪。結果的にはGeniusを選んだおかげで滑り自体はよかった。ガスで視界さえ悪くなければだけど。
300mくらい落とすと雪は今度はストップ雪に変わって、急にスピードが出なくなる。前につんのめって転ばないように堪えて滑るので太ももがパンパンになる。ワックスをかけたばかりだったので、スキーは比較的滑るのだけど、それでも下の平らなところはポールで漕いでなんとか滑って帰った。
下山したらいったん解散して、各自夜の反省会の準備と翌日の行動食を買ってから宿へ移動する。以前、ニセコのVTUCではハイクローツが定宿になっていたけど、残念ながら当時のオーナーのカズさんはもう引き払ってしまっていて、今回は幽泉閣で1泊2食で泊まる。日帰り入浴には来たことがあったけど、泊まるのは初めてだった。
だいたいみんな一緒に宿に着いたので、フロントで受付してキーをもらって部屋へ向かう。きれいな和室でもう布団が敷かれていた。滑った道具を干したら早速大浴場へ行った。せっかく温泉宿に泊まるので、夏にも一度日帰りで入りに来ていたサウナで冷えた身体を温めて、持って来たビールを飲んでくつろぐ気満々だった。
夕食は18時からにしてあったので、少し前にレストランへ行くとテーブルには海産がいっぱいの料理が並べられていた。小さな釜で炊き立ての蘭越米はゆめぴりか。ご飯が美味しいのでおかずとどんどん食べてしまい、ビールを注文しなくてよかった。サウナ上がりにすでに飲んだしw
部屋に移動してからの反省会もディープな雑談が続く。テレマークの世界は情報が少なくて声が大きなところに人が集まりがちだけど、必ずしもそこでいい情報が得られるとは限らない。情報が少なすぎてミスリードされていることにも気づきづらいので、広い視野を持っておくことがテレマークには大事だと思った。
弱いのにビールと日本酒を注がれるままに飲んでいたら眠くてウトウト。もう起きていられないと思った頃、翌日のツアーに備えて23時でお開きに。歯を磨いたらすぐに横になった。雪が降ることを願って。
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