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26/3/14 キロロ

テレマークでショートファットスキーのテストを継続。

なかなか乗りこなせないSalomon QST Blank Team。アルペンターンは大回りから小回りまで気持ちよくカービングできるのに、テレマークターンだとNanoのようには滑れない。

内傾角が大きくなって内スキーが立って来ると、内スキーが2種類の制御不能な挙動をとる。

1つは内スキーが急に走ってターン内側に入り込む。2つめはエッジがはずれて内足を柔道の足払いでもされたかのようにすっぽ抜ける。

1つめはおそらく内スキーのノーズがつまって撓んで、内スキーだけがターンの内側に入ってしまうのだろう。内足をあまり後ろに引いていないときにはこの現象は起きないけれど、内足を引くほど踵が上がって荷重がセンターからノーズ側に偏る。その結果、ノーズがつまって撓むのだと考えられる。内足をできるだけ後ろに引かないように滑ると、ノーズがつまるのを防ぐことができた。

2つめのエッジがはずれるのも原因は同じで、ノーズがつまったときに内スキーの撓みに雪面の反発が耐えることができる程度に硬い場合に1つめのようにノーズが内側に入り込み、雪面が柔らかかったり硬すぎたりしてエッジがはずれてしまうと、内スキーが抜けてしまうのだろう。同じく内足を引かないように意識するとすっぽ抜けない。

内傾角を大きくしたくても内スキーを後ろに引けないとなると内スキーが邪魔になる。それでは内傾角を大きくすることができない。これでは手の打ちようがないように思えてしまうけど、スキーが短すぎなければ、踵が上がっても極端にノーズに荷重が偏ることはないはずだ。実際、180cmの長さがあるMAKE STではエッジが抜けることはなかった。

逆に、同じ180cmのPolarveでは、ノーズのロッカー部分のエッジでターン内側に内スキーが入り込むことだけは同じように起った。ノーズロッカーのファットスキーに共通の挙動かもしれないけれど、すっぽ抜けないようにするにはノーズの適度な長さが必要なのかもしれない。テレマークスキーでは以前はビンディングをよくセットバックすると聞いたけど、案外、ノーズ側を長くしてすっぽ抜けづらくするためだったのかもしれない。

ノーズが撓みすぎないようにするには、板の長さだけではなく、フレックスを硬くするという方法もあるだろう。これまでテレマークは板を撓ませづらいから柔らかい板がいいと思っていたけれど、滑り方によってはフレックスは柔らか過ぎない方がいい場合もありそうだ。実際、Nanoは柔らか過ぎて、高速や硬いコンディションではバタついて不安定だった。同じくらいの長さでも、もう少しフレックスが硬ければ、より安定してノーズの変な挙動も抑えられるかもしれない。

板を長くするとカービング小回りはできなくなるので、ファットスキーも短くてフレックスが硬めの板の方が良いということになる。柔らかい板の方がいいと思ってキッズスキーのQST Blank Teamを選んだけど、もう少し硬い方がよかったのかもしれない。硬くしたら逆に今度はテレマークターン自体がやりづらくなるかもしれないけど、実験なので仕方ない。正解にはすんなりとは辿り着けない。

そんなわけで結論から先だったけど、この人キロロでは滑りを楽しみながらもひたすら滑りの調整をしていた。ゴンドラやN2は半分から上はガスで真っ白だったので、Y1へ直行。Y1Bから滑ってまずはアルペンターン。Y1Aでもアルペンターン。Blank Teamはアルペンターンが面白い。

Img_8760

テレマークターンもしてみると、上に書いたような内スキーの変な挙動に振り回されて気持ちよく滑れない。遠心力を感じたいのに、そのために内傾角を大きくすると変な挙動で慌てて身体を元に戻したり。結局、これといった上手い方法が見つからなかった。

Y1が飽きてN2へ行ってはみたけど、案の定、ガスで上部は視界が悪い。何より圧雪が入ってなくて一番上の方は雪が軽めでよかったけど、湿雪に変わり始めるとモサモサボコボコで気持ちよくなんて滑れたものではない。怪我しないように気をつけて滑り降りた。

Img_8761

そのまま帰るのも何なのでセンターへも行ってみたけど、Aコースはポール貸切で滑れないので、Bを流して終了。msrnがもう帰りたそうだったので。

結局、QST Blank Teamを滑りこなすのは諦めようかと思ってしまった。普通には滑れるので、MAKE BCほどの滑りづらさではなかったけど。悔しいけど、パウダーそこそこ、整地そこそこのちょっと中途半端な板だったかなw

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